大御所声優の「違和感」があったアニメキャラに「理解が追いつかない」「有名キャラのイメージと違った」

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赤い彗星の少年時代を演じたのは、麦わら帽子の海賊!

好きな作品がアニメ化されたとき、キャスティングを真っ先に気にする人は多いのではないでしょうか。とくに大御所声優が意外な役どころで登場すると、「予想外過ぎて違和感が……」と思った経験もあるかもしれません。キャスト発表当時ファンを驚かせたアニメキャラクターのなかから、3人を紹介します。
まずは死後の世界でくり広げられるコメディ『鬼灯の冷徹』のキャラクター、マジカル・マリン。魔女の谷に住んでいる老婆で、「ドジな魔女っ娘」として登場します。そんなマジカル・マリンを演じたのは、『ドラゴンボール』の孫悟空役などで有名な野沢雅子さん。「野沢さんってマジか!」「強過ぎる」とSNSでも驚きの感想が飛び交いました。ハリのある声のイメージが強い野沢さんですが、マジカル・マリンでは親しみを感じさせる老婆の声色に。放送後は「悟空っぽさがない!」「ちゃんとお婆さんの声だ!」とファンも納得していました。
続いては新横浜を舞台にしたハイテンションギャグ作品『吸血鬼すぐ死ぬ』のキャラクター、吸血デメキン。縁日の金魚すくいで売られていた金魚で、最弱の吸血鬼であるドラルクにも簡単にすくわれてしまいます。いかにも弱そうなキャラクターですが、担当声優は『コードギアス 反逆のルルーシュ』皇帝シャルル・ジ・ブリタニアなどで知られる若本規夫さん。「理解が追いつかない」「若本さんの声帯を持つ金魚って何?」とファンも困惑するキャスティングでした。威厳を漂わせながらも茶目っ気のあるデメキンの声に、「大御所が楽しそうで何より」と感想を抱いた人もいたようです
最後に紹介するのは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のキャスバル・レム・ダイクン。将来はシャアとして活躍するこの少年を演じたのは、『ONE PIECE』ルフィ役などで有名な田中真弓さんです。大御所声優だけに「ほかのキャラを思い出して集中できなさそう」「想像がつかない」と不安を感じたファンもおり、キャスト発表当時にはSNSで賛否両論が飛び交いました。それでもキャスバルの声を聞くと、「不思議と違和感がなかった」「田中真弓さんで正解だった!」と印象が変わった人も見られます。
過去にも『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の安彦良和総監督が手がけた『巨神ゴーグ』で、主人公の田神悠宇を演じていた田中真弓さん。悠宇のライバルは、池田秀一さん演じるロッド・バルボアです。そのため安彦総監督は「池田さんが演じるシャアの少年時代を田中さんに演じてもらうのもいいのでは」と思ってキャスティングを提案したと、2015年に開催された東京国際映画祭のトークショーで語っていました。

知名度の高いキャラクターを演じてきたからこそ、ほかの役を演じると違和感を覚えてしまうこともある大御所声優。それでもファンの不安を吹き飛ばすほどのたしかな演技力で、数々の作品を支えているのです。

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ネットでの反応

最近だと妹役が林原さんで「えーこんな新人や若手の声優ばかりのアニメに」と驚いた。鬼灯は毎回大御所系が出ていたな。あーお久しぶりにお声聞いたて方もいた。
40年も声オタしていると、今、ベテランとか40、50代位て言われている声優さんが現役だったので、どれ位の基準で凄いてなるのかな?て思う。世代によって違うと思うよ、40代とか50代の声優さんは私にとっては同世代だしな、60代から上が私が幼児~10代とかに活躍していた声優なので、先にも書いた通り、大御所過ぎてて世代で違うと思う。
田中真弓は安彦良和作品では「巨神ゴーグ」を思い出す。
ヒロイックな役の印象も強いが、抑えた芝居もいいのよね。
少年時代のキャスバルのキャスティングが発表された時、なるほどと思ったし、実際に映画館で観て、やっぱりうまいな~と思いました。
若本さんで思い出すのは、金色のガッシュ(ベル)で華麗なるビクトリーム様を演じた時の衝撃w
初見で理解が追い付かなかったが、すぐに「ハマってるw」と実感したわ。
以降、キャラの口癖の「ぶるわぁぁあー!!」を若本さんが好んで使ってる様な気がする。
役が有名だとこういう悩みあるよね。でも、キャスティングした方はその声が必要だと思ったわけだもんね。
「鬼灯の冷徹」明らかに狙ってやってるんだが、もうネタが古すぎて判る人あまりいないんじゃないか?と思ったのが牛頭と馬頭を山田栄子さんと島本須美さんがやった事だな。

最強キャラが大御所声優さんだったら記憶に残りすぎて同じキャラに見えてくる時があります…

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