小型PCで3Dゲームをプレイ。RyzenとCoreの2機種で検証→意外と遊べちゃう?

PCゲームは3D描画を用いるものが多く、グラフィックスの処理能力が高いビデオカード(ディスクリートGPU)を搭載したPCが求められる。そういうPCをゲーミングPCと呼ぶが、果たして本当にそんなPCが必要だろうか?

CPUにはGPUの機能を内蔵しているものが多くあり、世代を経るごとにグラフィックスの処理能力も向上している。グラフィックス処理専門のGPUには及ばないにせよ、不可能ではないはずだ。

しかも一言で3Dゲームと言っても、必要とする処理能力は様々。最新世代の超美麗グラフィックスを用いる作品もあれば、かなりライトなビジュアルのものもあるし、一昔前のゲームが今でも遊ばれているものもある。実際どのくらいゲームを楽しめるかは、試してみないことには分からない。

ということで今回は、人気の小型PCを投入しているMINISFORUMの2製品を用いて、小型PCでどこまでゲームを楽しめるのかを実際にテストしてみた。検証したゲームは、新旧やジャンルを問わず、それでいて今もプレイされている10タイトルを集めてみた。

・Age of Empires IV(エイジ オブ エンパイア 4)
・Among Us(アマングアス)
・Apex Legends(エーペックスレジェンズ)
・Cities: Skyline(シティーズ: スカイライン)
・Diablo III(ディアブロ 3)
・Fortnite(フォートナイト)
・Halo Infinite(ヘイロー インフィニット)
・League of Legends(リーグ・オブ・レジェンズ)
・Minecraft(マインクラフト)
・Valorant(ヴァロラント)

全10タイトルを見てきて最も興味深かったのは、FPSやTPSといったアクション性の高い3Dゲームでも、作品によって相当な違いがあるということだ。

「Valorant」は完璧に動作するし、「Fortnite」や「Apex Legends」も画質さえ下げればそれなりに遊べる。基本プレイ無料で多くの人に遊んでほしいというゲームなので、ある程度は低い性能のPCでも動作するとは思っていたが、その中でも作品ごとの差は大きい。

そして予想通りではあるが、「Halo Infinite」のような最新のビッグタイトルは画質を下げても厳しい。こういったゲームを満足にプレイするには、やはりCPU内蔵グラフィックスではなくディスクリートGPUが必要になると思っておく方がいい。

もっとも、そういったタイトルでも発売から何年か経てば、CPUと内蔵グラフィックスの進化とともに現実的なプレイ環境に近づいていくだろう。「Cities: Skylines」や「Diablo III」など、発売当時はそれなりのゲーミングPCが欲しかったゲームも、今ではそこそこに遊べてしまうのがいい例だ。

特に最近はゲーム開発の大規模化でシリーズ作品の最新作がなかなか出なかったり、オンライン対応によってアップデートや拡張パックによる長寿命化を図る作品も増えている。発売から数年経ってもまだまだ最前線にいる人気作品も少なくない。

以下全文

ネットでの反応

・ゲームに限るならGPUの性能が良くて、ある程度物理メモリを積んでりゃ他は古すぎない程度の型落ちでも十分快適に動く。
最新の3Dゲームをプレイするなら現行のCPUに内蔵されているGPUだけではまだまだパワー不足よな。
・テレワーク用に会社支給のPCでBYODのPCが禁止されるがせっかくBYODのPCをCorei7(11世代)に買い替えて保持しているので、何か初心者でも楽しめるPCゲームを教えて欲しいです。
・その人の体感も多少は影響するだろうから悩ましいところ。
ただ言えるのは、イラチの人は普通のPC買うほうが精神衛生上良いかと
・今年発売の次世代Ryzenの内蔵GPUはRDNA2になって性能がかなりアップするみたいね。
単体GPUでも、ローエンドが現行ハイエンドのRX 6900 XTと同等程度の性能になって、ローエンド帯の性能が底上げされるみたいだし。
・対戦ゲームで来られると流石に迷惑。

オフラインとオンラインの”事情”もありますもんね…

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