ポケモンを取り入れた『九九の暗記アイデア』に「柔軟な発想」「発想は素敵だけど…」

《記事内容》

小学校低学年のうちに全て暗記しておきたい、掛け算九九。その覚え方にある工夫を取り入れた小学生のアイデアがTwitterに投稿され、記事執筆時点で2万5000件を超える“いいね”が寄せられています。これならぐんぐん覚えられそう!


九九の覚えが良い生徒に工夫を聞いてみると……

今日、我がクラスに天才が現れた。

サ「最近、九九の覚えがいいね。何か工夫してるの?」

子「捕まえたポケモンのニックネームを、苦手な九九にしてる。」

サ「え、それすごい。ゆけ!7×9=63!とか、6×7=42、電気ショックだ!とかなるんでしょう?最高じゃん」(サンソン@レクで学級をHappyに!さんのツイートより)
ツイートをしたのは、小学校教員のサンソンさん。ある日、サンソンさんは九九の覚えが良い生徒に「何か工夫してるの?」と尋ねてみました。すると生徒は「捕まえたポケモンのニックネームを、苦手な九九にしてる」と答えたのです。

先日新作が発売されたばかりのゲーム「ポケットモンスター」シリーズでは、捕まえたポケモンに自身が任意のニックネームを付けられます。生徒はこの機能を利用し、自分が覚えられていない九九の計算式をニックネームに登録しているようです。

目からうろこの工夫を聞いたサンソンさんは「ゆけ! 7×9=63!とか、6×7=42、電気ショックだ! とかなるんでしょう?」と感心しました。ポケモンに名付けてしまえば、バトルの度に繰り返し目にすることになり、楽しみながら九九を覚えられそうですね。

その後、サンソンさんは自身のゲームソフトでこのアイデアを試してみた写真を投稿。トカゲポケモンのモトトカゲに「6×7=42」というニックネームを付けてバトルする様子とともに「全国の小2のみんな、真似してみて!」と呼びかけています。

投稿には「これは天才」「自分に合った学習方法を見つけるって大事ですよね」「好きと合わせると強いですよね」といった称賛の声や、「ポケモンは単語帳。覚えたい英単語、フランス語や元素表をニックネームにしてた」「僕は物理の公式とか数学者の名前にしてます 今のところ、E=mc^2(ギャラドス)が強いです」など、同様の暗記方法を実行している人の声もありました。ポケモンってすごい……!

勉強において暗記は必須ですが、ゲームに取り入れて楽しみながら覚えていけば学習がうんとはかどりそうですね。

サンソンさんは小学校で先生として働きながら、教員、学生、保育士さんに向けた学びのアイデアをTwitterで日々発信しています。また、書籍「ちょっとイジワルだけど子供に大うけする  謎解きミステリークイズ BEST16」を販売中です。

詳細内容(出典:ねとらぼ様)


ネットでの反応

遊びに苦手な勉強を取り入れるアイデアが素晴らしいと思います。少数とは言えパーティーに入れて交代やレベル上げ時に目に入るだけでもありでしょうし、親や友達との話題にもなりますね。そもそも自分が今何が苦手なのかを見つめ直すのもいいと思います。ニックネームに簡単に漢字入力ができるようになるようアップデートされるとより幅が広がるでしょうね。
「興味があるもの」と「繰り返し」が上手くいった例ですね。鬼滅の刃などで難しい漢字などを覚えたり、洋楽などで英語を覚えたりなど、「興味があるもの」と結びつける学習しやすくなりますし、習慣化しますね。このような「呼び水的学習方法」を指導者側も教授方法のひとつとして知っているといいですね。
最初にした小学生の柔軟な発想がすごい!!
自分の好きな事(ゲーム)と苦手なこと(九九)を組み合わせるって単純だけど、なかなか思いつかない。
社会だと「大化の改新、でんこうせっか!」とか理科だと「フレミングの左手の法則、たいあたり!」とかになるのか…シュールw
九九の歌が一番覚えやすいと思うけど違うのかな?
姉が2年生の時に九九の歌を聞いてて、幼稚園児だった私もそれてわ勝手に覚えました。
幼稚園児でもあれ聞けば覚えるよ。

好きなものに置き換えて記憶するってわかっていても難しいですよね…すごい!!

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